松井証券で自動売買を始めるための設定項目と項目別アドバイス
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松井証券のFX取引サービス「MATSUI FX」には、自動売買のサービスがあります。
100円(1通貨)から自動売買ができるので、少額から自動売買を始めたいなら一度チェックしておきたいところ。
そこで当記事では松井証券が提供している自動売買サービスの概要を解説し、その上で松井証券の口座で自動売買を始めるための設定項目、設定方法を解説します。
松井証券の自動売買とは
松井証券の自動売買は、リピート系自動売買と呼ばれるジャンルに属します。
リピート系自動売買とは、一定のレンジ内に等間隔で注文を並べ、相場が上がったり下がったりすることでエントリーと決済を繰り返し、利益を積み上げていく売買戦略です。
リピート系自動売買は「買い」もしくは「売り」で運用することができます。こちらは、「買い」の自動売買を運用した場合の概念図です。

引用元:松井証券
左端から順に、相場の下落に伴って買い下がり、レンジ下限で再び上昇をしたときにポジションが相次いで利益確定します。
再び下落すれば買い下がり、反転上昇をしたら利益確定といった売買をすべて自動で行うのが、松井証券の自動売買です。
上図のような狭い価格帯の中で頻繁に売買が行われるのが理想的なので、リピート系自動売買はレンジ相場との相性が良いことで知られています。
自動売買の設定項目
自動売買をするためには、最初に自動売買の設定をする必要があります。
設定は運用成績に多大な影響を及ぼすため、可能な限り利益を最大化しつつリスクに強い設定にすることが重要です。
そのためには次の7つのポイントに着目し、それぞれでベストと思われる選択をできるようにしましょう。

引用元:松井証券
- 通貨ペア
- 売買区分
- 注文レンジ
- 数量
- 注文値幅
- 益出し幅
- 運用停止ライン
①通貨ペア
最初に、どの通貨ペアで自動売買の運用をするのかを選びます。
松井証券は32種類の通貨ペアを取り扱っているため、この中から自動売買をしたい通貨ペアを選べます。
ここで重要なのは、先ほど解説したように、レンジ相場になりやすい通貨ペアを選ぶことです。
一方向のトレンドが発生しやすい通貨ペアだと、設定した注文レンジから外れてしまう可能性が高く、設定した方向と逆にレンジアウトしてしまうと自動売買の運用が止まってしまうだけでなく含み損も拡大してしまうため、「レンジ相場になりやすい通貨ペア」を選ぶことがきわめて重要です。
以下の特徴を満たしている通貨ペアはレンジ相場になりやすいため、通貨ペア選びのヒントになります。
- 近隣国同士、もしくは値動きの特徴が似ている
- 格付けや信用度が同程度である
- 実際に長期間レンジ相場が続いている
これらの条件に合致する通貨ペアはそれほど多くはありませんが、以下の通貨ペアがリピート系自動売買に適しているとして投資家からの人気を集めています。
- ユーロ/ポンド(欧州の近隣国同士)
- ノルウェークローネ/スウェーデンクローナ(北欧の近隣国同士で格付けも同程度)
- 米ドル/カナダドル(北米の隣国同士)
- 豪ドル/カナダドル(資源国同士)
②売買区分
通貨ペアを選んだ次には、売買区分を選択します。
「買い」なのか「売り」なのかの選択です。
「買い」を選んだ場合は設定した注文レンジに等間隔で買い注文が入り、「売り」を選んだ場合は売り注文が入ります。
相場の全体的な方向性で選ぶのはもちろんですが、もうひとつ重要な視点があります。それは、スワップポイントです。
リピート系自動売買ではポジションを長期間保有する可能性があるため、スワップポイントがマイナス(支払い)だと不利になってしまいます。
逆にスワップポイントがプラス(受け取り)だと時間を味方につけることができるため、スワップポイントもしっかり考慮に入れておきたいところです。
③注文レンジ
自動売買をするレンジの上限と下限のレートを設定します。
例えばドル/円で140円から160円で自動売買をするのであれば、上限は160円、下限は140円です。
注文レンジの幅が広ければレンジアウトするリスクを減らすことができるので、初めて自動売買を運用するなら余裕を持たせた設定がよいでしょう。
レンジ幅を広げるとその分注文回数が増えるため、必要になる資金も多くなってしまうものですが、松井証券は取引数量を1通貨単位で決められる大きな特徴があります。
少ない資金でも余裕を持たせた注文レンジにできるのは、松井証券ならではのメリットといえるでしょう。
④数量
1回のトレードで取引をするロット数を設定します。
単位は「万」なので、1回あたり1万通貨でトレードするのであれば「1.0」と入力します。
先ほど述べたように、松井証券は業界でも珍しく1通貨単位から取引ができるため、数量の欄は「0.0001(1通貨)」から設定できます。
数量を低くするほど1回あたりの利益は少なくなりますが、リスクも低くなります。
自動売買を体験する意味でも、最初は小ロットの設定で始めることをおすすめします。
⑤注文値幅
注文値幅とは、レンジ内に注文を並べる間隔のことです。
単位はpipsで、例えば10pips間隔で注文を並べるのであれば「10.0」を入力します。
注文値幅の値を小さくすると注文の間隔が狭くなり、注文の総数が多くなります。
注文が多くなると保有するポジション数も多くなる可能性が高く、リターンとともにリスクが高くなります。
最初は注文値幅を広めにしてリスクを抑え、慣れてきたら注文値幅を小さくして利益の最大化を狙っていくようにするのがよいでしょう。
⑥益出し幅
成立したポジションを決済する際に、どれだけの値幅で決済をするのかを設定します。
これを松井証券の取引ツールでは「益出し幅」と表記しています。
益出し幅を大きくすると、1回のトレードで確定する利益が多くなるため、より多くの利益を狙えるようになります。
しかし益出し幅を大きくすると、より大きな値動きがないと利益確定するレートに到達しないため、利確にいたるまで時間を要する可能性があるという点は押さえておきましょう。
値動きが活発でボラティリティが高い通貨ペアであれば、益出し幅を大きくしても利益確定をしやすいですが、あまり大きく動かない通貨ペアで益出し幅を大きくすると利益確定の回数が著しく減少するため、運用成績が伸びにくくなります。
益出し幅はどの通貨ペアに対しても一律とするのではなく、通貨ペアの特性や今後想定されるボラティリティとのバランスで適切な数値にすることが重要です。
⑦運用停止ライン
自動売買は投資家が自らの操作で稼働を止めるまで、証拠金が枯渇して強制ロスカットにならない限り半永久的に続きます。
しかし強制ロスカットになってしまうと資金の大半を失うことになるため、ロスカットになる前に「このレートになったら損切りをして自動売買を止める」という設定をしておきたいと考える投資家は多いと思います。
それを設定するのが、運用停止ラインです。運用停止ラインとして損切りを発動するレートを設定しておくと、そのレートに到達した時点で対象の自動売買設定で建てたポジションはすべて決済され、損切りが執行されます。
運用停止ラインに到達して損切りが発動するのは、対象となるポジションのみです。
これに対して口座全体の含み損が拡大しているのに放置し、強制ロスカットとなった場合は通貨ペアに関係なく全ポジションが決済の対象となります。
こうなると運用が好調な設定まで損切りとなり、運用が停止してしまうため、個々の自動売買設定でしっかりリスクヘッジをしておくことが重要です。
PCで自動売買の設定をする方法
松井証券のPC用サイトにログインし、左にある「自動売買」をクリックしてそれぞれの項目を設定します。

引用元:松井証券
スマホで自動売買の設定をする方法
松井証券のスマホ版アプリでログインをした上で、上部にある「自動売買注文」をタップします。
通貨ペアの選択から順に画面が遷移していくので、画面の指示に従って必要事項を選択・入力して設定を進めていきます。

引用元:松井証券
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