事例紹介・インタビュー

GMOインターネット(株)は、日本マイクロソフト(株)との協力体制のもとで、東京・渋谷にあるシェアードワークプレイス「co-ba(コーバ)」に対して、「お名前.com デスクトップクラウド for Windowsアプリ」を150日間無料で使える特別プログラムを提供。この取り組みを通じて「co-ba」の利用者様へのWindows8アプリ開発を支援しました。今回のインタビューでは「co-ba」を運営する(株)ツクルバの共同代表をはじめ、アプリ開発を行ったメンバーにお話を伺いました。

Macユーザーでも手軽にWindows8アプリ開発が可能に!Macユーザーでも手軽にWindows8アプリ開発が可能に!interview シェアードワークプレイス 「co-ba」 代表&メンバー

  • 村上浩輝様 「co-ba」を運営する(株)ツクルバ 代表取締役・CEO ― 左
    株式会社ツクルバが設計・運営する、渋谷の会員制シェアードワークプレイス「co-ba」を運営する(株)ツクルバの共同代表。
  • 池田洋介様  ale cole ディレクター・マークアップエンジニア ― 中央左
    WordPress 構築を得意とする東京のフリーランス。
  • 小野寺力様 Energize K.K. マネージングディレクター・エンジニア ― 中央右
    エナジャイズ株式会社 代表取締役。クラウドコンピューティングとモバイルに関する企画・開発、マーケティングを行う。
  • 大堀祐一様 Den Design フリーランスデザイナー ― 右
    Webサイトからスマートフォンアプリ、出版物に至るまで幅広くデザインを担う。

「co-ba」メンバー50名以上が、150日間無料の特別プログラムに参加

――「co-ba」でWindows8アプリ開発支援プログラムをはじめた経緯は何だったのですか?

村上 以前、メンバーの知り合いである日本マイクロソフト(株)の担当者が来訪され、100名以上のデザイナーやエンジニアなどを抱える「co-ba」の開発環境を活かして、何かコラボレーションができたらと話をしたことがありました。そうしたなか、昨年10月のWindows8発売に際して、「co-ba」のスペースを使ったWindows8アプリ開発支援プログラムを日本マイクロソフト(株)と協同運営することになりました。その一環として、GMOインターネット(株)の「お名前.com デスクトップクラウド for Windowsアプリ」を「co-ba」のメンバー限定で、150日間無料提供していただき、メンバーに紹介したのが今回の経緯です。

――何名くらいが申し込まれたのでしょうか?

村上 今回の特別プログラムには、50名以上のエンジニアやWebデザイナーなどが申し込まれました。実は、「co-ba」メンバーの約9割がMacユーザーですが、Windows関連の仕事を受けることもあるので、Win/Macパラレル環境にしている方も多いようです。そうした方にとっては、実機を購入することなくWindows8の環境を体験できて、よかったのではないかと思います。

――実際に利用されている方々からの反響を教えてください。

村上  Windows8のデスクトップ環境を手軽に体験でき、快適に稼動できると好評です。私は、アプリ開発は行いませんが、「Windows ストア」はWindows8がインストール済みのPCでないと表示できないので、閲覧用に使っていました。

チーム3人で1泊2日の合宿を行い、Windows8アプリを21本開発

――今回特別プログラムに申し込まれた理由を教えてください。

池田 エンジニアである私と小野寺さん、Webデザイナーの大堀さんは、月に一度開かれる「co-ba」の交流会で知り合った仲間です。日頃は個々に活動していて、常に一緒に仕事をしているわけではありません。今回、村上さんから「Windows8でアプリをつくりませんか?」と声をかけられ、せっかくなので3人でやってみることにしました。
大堀:私はMacユーザーなので、Windows8を導入する方法はVMwareを使うか、実機を買うか、今回のような仮想デスクトップサービスを利用するしかありません。そのなかで、クラウドで“サクッと”導入できそうだったので、今回の特別プログラムに申し込むことにしました。

――どのような場所でアプリ開発を行ったのですか?

池田 せっかくの機会なので、じっくり腰を落ち着けて開発しようと、埼玉県にある旅館で1泊2日の合宿を行いました。結局、そこでは3本しか完成できなかったのですが、それを発展させて最終的には21本のアプリをつくることができました。
小野寺:外出も一回くらいで、アルコールも一切なし! 3人でずっと宴会場のような部屋にこもって、プログラムを作っていました。ただ、普段の仕事と違って、純粋な気持ちでつくることができたので、なかなか楽しかったですね。

プログラム開発に利用してもストレスを感じることなく、軽快に操作可能

――「お名前.com デスクトップクラウド for Windowsアプリ」の使用感はいかがでしたか?

池田 プログラム開発環境でも十分対応できるスピードが確保され、ストレスを感じることは一切ありませんでした。
小野寺:「Visual Studio Professional 2012」もインストール済みのため、手軽にWindows8のアプリ開発ができるのは便利だと感じました。また、3人のデータのやり取りは、「お名前.com デスクトップクラウド」上でダウンロードした「Dropbox」や「GitHub」で行いました。情報共有もクラウド上でできたのでスムーズでしたね。

――作成されたアプリは「Windows ストア」にアップされていますが、反響はいかがですか?

小野寺 これまで21本のアプリをアップしました。そのなかで、最も人気のあるアプリのダウンロード数が約5000件で、ダウンロード数が最も少ないアプリはたった6件です…(笑)。このダウンロード数の多いアプリのタイトルは「新しいOSの使い方」で、YouTube上にアップされている、Windows8の使い方に関する動画をまとめて見られるようにしたものです。
池田:今回、最小限のリソースで、最大限の成果を上げることを目的に、アプリ開発を行いました。そのため、こうしたシンプルなものが多いのです。その他、「クイズ効果音」、「大吉おみくじ」、「Html5 Collect Reader」、「Number Board」などがあるので、よかったら「Windowsストア」からダウンロードしてください!

Macマシンのリソースを使用せずに、Windows8環境でアプリ開発が可能に!

――開発者の視点から見た、「お名前.com デスクトップクラウド」のユニークな使用法はありますか?

大堀 普段MacでWeb制作をしていると、IEなどのWindowsのブラウザでプレビュー状況を確認する必要があり、そういう時のチェック用ツールとしても使えますね。
小野寺:私が最も活用したのは、「Visual Studio Professional 2012」のエミュレータです。まさに、仮想空間の中の仮想空間という感じなのですが、マウス操作のシミュレーションもできるので、大変便利でした。

――シェアードワークプレイスを利用される様な決まったオフィスを保有していない開発者様にとって「お名前.com デスクトップクラウド」を使うメリットは何だと思いますか?

小野寺 ノートPCを盗難・紛失した時でも、手元のハードディスク上にデータは残らないなど高いセキュリティが確保されているので安心です。また、ノートPCを落として破損した時でも、別のPCを使えば、クラウド上に保存しているデータで、すぐに作業を再開できるので助かりますよね。

池田 Macマシンのリソースを使わずに、「お名前.com デスクトップクラウド」でWindows8を使えるのはメリットですね。また、途中でアプリ開発を中断した場合でも、再び接続すると、その時点から作業を再開できるのも便利ですね。

大堀 とりあえずやってみてダメなら壊す」という、スクラップ&ビルド的な使用法にはぴったりだと思います。

――最後に今回の感想や、「お名前.com デスクトップクラウド」への要望がありましたらお願いします。

大堀 現状は、一人で一つのアカウントを設定するようになっています。ただ、一つのアカウントで同時に複数の人間でシェアできたら、チームで開発する場合は便利かなと感じます。
小野寺:3人で開発を行ったのは、以前に行われた(株)paperboy&co.主催のハッカソンイベントが最初でしたが、時間をかけてじっくり取り組んだのは、今回が初めてでした。今後、さらなる盛り上がりが期待されるWindows8のアプリを、先行してつくれる体験ができて、本当によかったです!

――村上様、池田様、小野寺様、大堀様お忙しいところありがとうございました。



「co-ba」について

co-ba(コーバ)は、株式会社ツクルバが設計・運営をしている、渋谷の会員制シェアードワークプレイスです。co-baは、場所を共有するだけではなく、お互いのアイディアやスキルも共有し、自分たちのプロジェクトを生み出していく場所を目指しています。
受発注先という関係性を越えて、自分たちのプロジェクトとして共に働く。
そんな働き方を目指すco-baならではのコミュニティにご興味があれば、是非ご参加ください。

http://co-ba.jp/