MT5(スマホ版)の使い方マニュアル|基本操作からPC版との違いまで徹底解説

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MT5(MetaTrader5)はPC版の高機能チャートが注目されがちですが、実はスマホアプリだけでもチャート分析・発注・ポジション管理といった日常的なトレードに十分対応しています。

ただし、EAの設定やバックテストなど、スマホでは実行できない機能も少なくありません。

 

この記事では、スマホ版MT5でできることとできないことを整理しながら、基本操作をわかりやすく解説します。

スマホアプリMT5の特徴

スマホアプリのMT5は、チャート分析からトレードまで行うことができ、裁量トレーダーにとって「持ち歩けるトレードプラットフォーム」として非常に便利です。

スマホ版MT5のメリット:相場が身近になる

スマホ版MT5の大きな利点は、時と場所を選ばない利便性です。アプリを開けば、すぐに様々な通貨ペアのチャートや気配値、保有ポジションを確認できるので、急な値動きにも対応できます。

スマホ版MT5のデメリット:PC版に比べて機能が制限される

スマホ版MT5は優れた携帯性を持つ一方、チャートの機能面や拡張性においてPC版に及ばない点があります。どのようなトレードをするかによって、スマホ版で十分使えるかどうかが変わってくるので、機能面についてしっかり確認しておきましょう。

スマホ版MT5でできること・できないこと
【一覧比較】

PC版MT5とスマホアプリのMT5の性能の違いが一目でわかるよう、一覧表にしてまとめました。

■トレード

 

 スマホ版MT5PC版MT5
成行注文
指値注文
Buy LimitSell Limit
逆指値注文
Buy Stop/Sell Stop
条件付き指値注文
Buy Stop Limit/Sell Stop Limit
トレール注文
Traring Stop
1クリック注文
一括操作
取引履歴
デモトレード

注文方法やトレード関連の機能面については、PC版とスマホ版とではほとんど変わりません。裁量トレードであれば不自由することはないでしょう。取引履歴もスマホ版独自の画面で見やすくなっています。

 

 

■チャート

 スマホ版MT5PC版MT5
チャート単一表示のみ複数枚表示可能
時間軸21種類21種類
インジケーター
(テクニカル指標)
30種類38種類
カスタムインジケーター
オブジェクト(描画ツール)24種類44種類

 

チャートの機能面においてはPC版に見劣りしますが、どう感じるかは人によりけりでしょう。

ツールの大きさがネックになっているため、スマホ版の表示できるチャートは1枚のみ。FX会社のスマホアプリで見るような1画面を4分割したような仕様にはなっていません。

 

インジケーターとオブジェクトはPC版と比べると若干少なめではありますが、一般的なものは一通り揃っています。

スマホ版ではカスタムインジケーターを追加できないので、非搭載のインジケーターが必要な分析をしたい場合はPC版で行うことになります。

 

シンプルな分析かつトレード手法であればスマホ版でも十分ですし、高度で複雑なやり方を求めているのであればPC版を利用する、という感じでしょうか。

 

 

■自動売買


 スマホ版MT5PC版MT5
EA(自動売買)
バックテスト
コピートレード

自動売買に関しては、スマホ版MT5では非搭載となっています。コピートレードやEAを活用したいのであれば、PC版で設定する必要があります。

スマホアプリMT5の基本的な使い方

ここからは、実際にアプリで操作する際の流れを解説していきます。基本的な操作はゲームアプリなどを使ったことがある方ならば全く問題ないレベルで、なんとなく触っているだけで操作方法を勝手に覚えていけます。

 

注意点としては、1クリック注文のところ。このボタンを1タップするだけで本当に発注してしまうので、最初のうちはできないように設定しておくといいでしょう。

※今回は外為ファイネストのMT5アプリで説明します。

 

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① ログイン方法

MT5を起動したら、「設定」を選び「新規口座」を選択。検索窓でブローカー名を入力します。
そこでログインに必要な情報を入力していきます。正式名称で検索しないと表示されないことがあるため注意してください。
なお、デモトレード用の口座もやり方は一緒です。

 

② チャートの表示とカスタマイズ

通貨ペアを追加する際は気配値から。虫眼鏡アイコンから検索窓画面へ進み、FX会社が指定するフォルダを選びます。
必要に応じて通貨ペアを増やしたり減らしたりする場合は、ペンアイコンをタップすると、通貨ペアを削除したり並べ替えをできる画面に遷移します。

 

 

チャートの基本的な設定はチャート画面上か、「設定」にある「チャート」から行えます。

インジケーターやオブジェクトの追加はそれぞれのアイコンから。1クリック注文やチャート上からの注文も可能です。

 

 

ちなみにチャート画面はスマホを横に傾けると横画面表示に切り替わります。チャート分析をするならたくさんのローソク足を表示できるこちらの方がやりやすいでしょう。

 

③ 注文方法

注文は気配値、チャート、トレード、いずれの項目からも行えます。

 

  • 気配値
    通貨ペアを長押しして「トレード」を選択するとトレード画面へ
  • チャート
    画面上のアイコンから1クリック注文や、成行注文、指値注文を行えます。さらにチャート上をスライドして利食いと損切りを設定できたりと自由度は高いです。
  • トレード
    「+」アイコンをタップするとトレード画面へ

 

 

注文は直感的な操作で簡単にできるのですが、やりがちな操作ミスもあります。

気をつけたいのがロットサイズの設定で、MT5の場合、1ロットは10万通貨となっているので、1万通貨で取引を検討しているなら0.1と入力しましょう。

 

ロット数を誤って入力しないよう注意しつつ、ワンタップ取引をONにする場合は、操作ミスのリスクを考えて慎重に設定しましょう。

④ ポジション管理と決済

注文と同じくらい決済の操作も簡単で、同じやり方で行えます。

ただし、PC版MT5ではできるトレール注文ができないことは頭に入れておきましょう。

 

ポジションの管理は「トレード」タブで。約定済みのトレード履歴は「履歴」で確認できます。

「履歴」の時計アイコンをタップして「取引レポートを作成」をタップすると詳細なトレード結果が見られます。

勝ち負けだけではなく、指定した期間のプロフィットファクターやドローダウンなども出てきます。

これはデモトレードでも利用できるので、トレードの勉強や新しいトレード手法の検証などで活用してみてください。

EAを使うならPC版MT5+VPSが理想的

スマホアプリのMT5はEAには対応していないため、EAを運用する場合はおのずとPC版のMT5も利用することになります。

そこでここからは、EA初心者がPC版MT5でEAを運用する際に適した取引環境についてまとめておきたいと思います。

PCを自宅で常時稼働させる場合のリスク

PC版のMT5とEAがあれば運用自体は可能です。

しかし、EAを24時間動かし続けるには、PCをつけっぱなしにする必要があるのですが、自宅の環境ではPCが以下のようなリスクに晒されてしまい、EAが止まってしまう可能性があるのです。

  • Windowsアップデートによる自動再起動
  • 停電・ルーター障害
  • 発熱による稼働停止

EAの成績は「止まらず動き続けること」が前提のため、これらの不安定要素は大きな損失につながる可能性も考えられます。

VPSなら「常時稼働問題」を解決できる

そこで多くのEA運用者が選んでいるのがVPS(仮想専用サーバー)です。VPSは「MT5を常時稼働させるための場所」として、以下のようなメリットがあります。

  • 24時間落ちない安定環境
  • 回線断がほぼ発生しない
  • 発熱・スリープの心配がない
  • 任意の場所からリモート接続できる

国内には様々なVPSサービスがありますが、EAの運用に特化した仮想化環境を提供しているのが、お名前.comデスクトップクラウドの「FX自動売買専用VPS」です。以下のような特徴があります。

  • MT5の動作に必要なスペックを確保
  • 返金保証、24時間のメールサポートあり
  • オリジナルインジケーターやEAを提供
  • 取引環境を快適にするメモリ解放サービス
  • MT5の稼働以上があったら知らせてくれる高負荷通知サービス(有料)

メモリ容量ごとに料金プランが設定されているのでチェックしてみるといいでしょう。

 

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執筆者紹介

FX情報誌『外国為替』編集長

鹿内 武蔵

FX情報誌『外国為替』編集長 投資専門ライター&編集者集団、株式会社tcl代表取締役
FX情報誌『外国為替』編集長 投資専門ライター&編集者集団、株式会社tcl代表取締役

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