トラリピを提供するマネースクエアの概要とトラリピの魅力5選

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FXの自動売買はさまざまなサービスがありますが、その草分けともいえるのがマネースクエアの「トラリピ」です。

最初に設定をしておけばあとは放置していても相場の上げ下げに応じて利益を積み上げていけることが魅力のサービスです。

 

すでに有名なサービスだけにトラリピの運用をしている投資家は多いと思いますが、これからやってみようと思っている人にとってトラリピのサービス内容とともに気になるのが、サービスを提供しているマネースクエアがどんな会社なのか?という点でしょう。

 

そこで本記事では、トラリピでの運用を検討している人に向けて、運営会社であるマネースクエアについて紹介したいと思います。

マネースクエアの歩み

マネースクエアの前身であるマネースクエア・ジャパンは、2002年に設立されました。

FX会社の中では比較的社歴が長く、日本におけるFXの黎明期からサービスを提供してきました。

 

当初は裁量トレードのための口座を提供する一般的なFX会社だったのですが、2009年から相次いでトラリピに関連する特許を取得、以後は自動売買に強いFX会社というイメージが色濃くなります。

現在ではトラリピはマネースクエアの特許となっており、同業他社が自動売買サービスを始めるのにあたってトラリピと同一のサービスは提供できません。

 

マネースクエアとトラリピの関係はイメージだけでなく、実際のデータにも反映されています。

2024年4月からの1年間で、マネースクエアの顧客のうちトラリピ利用率は85.3%にのぼります。

 

9割近い人がトラリピを利用していることを考えると、ほとんどの顧客が「トラリピのためにマネースクエアの口座を持っている」と言っても過言ではないでしょう。

トラリピってどんなサービス?

マネースクエアの代名詞にもなっているトラリピについて、どんなサービスなのかを解説しましょう。

 

先ほども述べたように、トラリピはマネースクエアが特許を保有している自動売買サービスで、正式名称は「トラップ・リピート・イフダン」です。この前半の頭文字を取って、トラリピと呼んでいます。

 

イフダン(IFD)というのは、裁量トレードでもよく用いられる2段階の注文方法です。

エントリーの注文と決済の注文をセットにして出すもので、1つ目のエントリー注文が約定したら2つ目の決済注文が発注されます。

 

このようにエントリーと決済の注文を最初に出しておくため、1つのIFD注文でエントリーから利益確定が自動的に完了します。

これを自動的に何度も繰り返すのが、トラリピです。

 

トラリピで投資家が設定するのは、5つの項目です。

設定項目概要
通貨ペアどの通貨ペアで自動売買をするのかを選びます。
売買方向買いトラリピ、もしくは売りトラリピを選びます。
仕掛ける値幅どこからどこまでの値幅で自動売買の注文を入れるかを決めます。
トラップの間隔一定の値幅内にどれだけの間隔でイフダン注文を入れるのかを決めます。
利益確定の値幅1つ目の注文が成立したあと、どれだけの値幅で利益確定をするのかを決めます。

トラリピは相場がレンジ内で往復する動きを利用して利益を積み上げるため、損切りを設定せずに運用するのが一般的です。

もしレンジを逸脱して含み損が拡大することを防ぎたいのであれば、上記に加えて損切りのレートを設定することもできます。

 

こうしたトラリピの概念を図にすると、以下のようになります。

 

引用元:マネースクエア

 

上記の図は、買いトラリピのイメージです。

相場が下げているときは買い下がってポジションを増やし、相場が反転して上昇している局面で利益を確定します。

そしてまた相場が下落すれば買い下がり、上昇局面で利益確定…という売買を自動的に繰り返します。

売りトラリピの場合は、これと逆の動きを設定します。

 

相場のトラップを仕掛けるようにイフダン注文を並べ、それを何度も繰り返すことから、「トラップ・リピート・イフダン」と名づけられています。

トラリピの魅力5選

FXといえば相場が上がるか下がるかを予想してトレードをするものというイメージが強いと思いますが、マネースクエアのトラリピはこうした考え方とは大きく異なるサービスです。

 

そんなトラリピには、大きく5つの魅力があります。それぞれ解説していきましょう。

トラリピの魅力① 相場の上下を予想する必要がない

「FXは相場が上がるか下がるかを予想しなければならない」というのが一般

 

「相場予想が不要」というのはFXの常識を覆す考え方です。

相場の上下を予想する必要がないため、「いつから始めるか」というタイミングを計る必要もありません。

トラリピの魅力② 初心者が不利になることがない

FX初心者と上級者の違いは、チャートを読み解いて相場の今後を予測する力の差です。

それゆえにFXは難しそうだと感じる人は多いと思います。

 

トラリピは自動売買のため、設定が同じであれば初心者・上級者に関係なく同じ結果になります。

つまり、FX初心者であっても不利になることがありません。

 

もちろん自動売買にも上級者はいますが、トラリピではプロのストラテジストが構築したトラリピ設定が公開されているため、自分で設定する自信がなくてもプロの設定をそのまま運用するだけで本格的な運用ができます。

トラリピの魅力③ 相場が乱高下すると利益が拡大する

先ほどの概念図をご覧いただくと、相場が上下に動くほど利益が積み上がっていくことが分かると思います。この上下の動きが速くなったり、上下に動く値幅が大きくなると、トラリピの利益は大きくなります。つまり、荒れた相場に強いのがトラリピの特徴です。

 

こちらは、筆者が運用している口座の成立カレンダー(日々の利益確定分がカレンダー表示される機能)です。

(2026年3月23時点)

 

このように相場が不安定になる局面をピンチと感じる投資家は多いと思いますが、トラリピはむしろチャンスと捉えます。

トラリピの魅力④ 放置していてもOK

自動売買の魅力は、放置していても運用できることです。

これはトラリピだけに限ったメリットではありませんが、自動売買の種類によってはサーバーの再起動が必要であったり、VPSを別途契約する必要があったりと、自動売買環境のメンテナンスを要することがあります。

トラリピの魅力⑤ 感情の介入がない

FXの世界には、「チキン利食い(少し利益が出ただけで決済してしまう)」「コツコツドカン(コツコツと利益を上げていたのにたった一度の損切りの遅れで大損をする)」といった言葉があります。

これらの言葉が示すように、人間の感情が入り込むことでそれがノイズとなり、トレードの成績に悪影響を及ぼすことが多々あります。

 

「損をしたくない」という心理が働き、当初の計画通りのトレードができなくなってしまうのは、ある意味では人間の性かもしれません。

特に初心者はメンタルコントロールが苦手で、それゆえに大損をしてしまうこともあるでしょう。

 

トラリピは設定した通りに機械的な売買をするため、人間の感情が入り込むことによる悪影響を抑えやすいでしょう。

執筆者紹介

FX情報誌『外国為替』編集長

鹿内 武蔵

FX情報誌『外国為替』編集長 投資専門ライター&編集者集団、株式会社tcl代表取締役
FX情報誌『外国為替』編集長 投資専門ライター&編集者集団、株式会社tcl代表取締役

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