トライオート、トラリピなどリピート系自動売買の通貨ペアで、やりやすいものやりにくいもの
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トライオートFX(インヴァスト証券)、トラリピ(マネースクエア)などのリピート系自動売買は、MT4やMT5のEAとはまた違う性質を持つ自動売買です。
本記事では、トライオートFXを例に、リピート系自動売買の通貨ペアに焦点を絞って、その特性を解説していきます。
仕組み自体はシンプルですが、どの通貨ペアで運用するかが非常に大切です。
通貨ペアごとの値動きの癖を知らずに設定を組むと、せっかくの自動売買が思うように利益をあげられないこともあります。
リピート系自動売買の性質と
向いている通貨ペア
リピート系自動売買は一言でいうと、「相場の一定範囲に複数の注文を等間隔に仕掛け、エントリーと利益確定を繰り返す自動売買」です。
トレードの条件を設定すれば、あとは相場が動くたびに、一定範囲で同じトレードを自動で繰り返します。
リピート系自動売買は、一定の範囲で上下に往復する「レンジ相場」で真価を発揮します。
長期間にわたってレンジになっている通貨ペアを選べば、注文を仕掛けた範囲を何度も往復しやすいため、取引回数が少しずつ積み上がって安定的な収益が期待できます。
このあたりが、トレンドフォロー型のEAや裁量トレードと異なる点です。
一度のトレードで大きな値幅を狙うタイプではなく、小さな利益をコツコツ積み上げるタイプなので、「長期的にレンジ相場になりやすい通貨ペア」との組み合わせを模索することが肝心です。
リピート向き①
隣国通貨ペア(ノルウェー/スウェーデン)
隣り合う国同士で構成された通貨ペアは、地理的・経済的に結びつきが強く、どちらかが一方的に強くなることが少ない傾向にあります。
長期的にレンジ相場を形成しやすく、リピート系自動売買との相性が良いとされています。
トライオートFXで運用できる「世界通貨ペア」より、ノルウェー/スウェーデンを一例として取り上げます。

(トライオートFX セレクト画面)
ノルウェー/スウェーデンは、ノルウェークローネ(NOK)とスウェーデンクローナ(SEK)の通貨ペアです。
ノルウェーはEUに加盟しておらず、スウェーデンはEU加盟国ですが、両国とも共通通貨のユーロは導入していません。
両国とも欧州向けの貿易が大きな割合を占めており、欧州の景気動向に左右されやすく、両国の政策金利は同じような動きになりやすい特徴があります。
また、ノルウェーは原油などの資源輸出が盛んで、スウェーデンは製造業やIT産業などが発達した輸出主導型経済です。
資源輸出と製造業輸出で相互に補い合う関係であることも、長期的にノルウェース/ウェーデンに大きな変動が起こりにくい要因です。

(トライオートFX シミュレーション画面)
上記は推奨証拠金29万9900円で運用した場合のシミュレーション(3年間)です。
【2025年11月12日時点でのデータ】
実現損益:311,837円
評価損益:-41,404円
総合損益:270,433円
過去3年を通じて確定利益がコツコツ積み重なり、3年間で元手の約91%に相当する利益が得られる計算となります。
(※シミュレーションの数値は将来の利益を保証するものではありません)
なお、最大ドローダウンは-98,505円を記録しています。
トライオートFXの推奨証拠金はこのドローダウンにも耐えられる設計となっていますが、運用が長期化するとドローダウンはこれより大きくなることも考えられます。
そのため、推奨証拠金は最低限必要な証拠金と捉え、実際に運用するにあたっては、10万円以上の評価損に耐えられる余力を備えておくのが望ましいでしょう。

(トライオートFX ロジック設定画面)
上記はノルウェー/スウェーデンの月足チャート(2025年11月現在)です。ノルウェー/
スウェーデンは1.11~0.95付近のレンジを長年形成してきました。
ロジック設定では、このレンジの若干内側をカバーするように1.13000~0.99050(青い範囲)に売り注文が、0.98600~0.84650(ピンクの範囲)に買い注文が敷き詰められており、45.0pipsごとに利益確定する仕組みになっています。
2020年3月、コロナショックによる世界経済の停滞を見越して原油価格が暴落しました。
その時期、下方向へ一時レンジアウトして0.85245の最安値をつけましたが、原油価格の上昇に伴ってレンジ内へ戻ってきています。
2025年4月につけた0.90729が直近の最安値です。
この局面でも原油価格の下落がありました。長期的に見ればレンジ内にありますが、重要なサポートラインが迫っており、上値を下げながらレンジ下限を試すか、反発上昇に転じるかの分岐点にあるといえます。
リピート向き②
資源国通貨ペア(豪ドル/カナダドル)
エネルギー資源の豊富な国同士の通貨ペアは、それぞれが資源国であるため、グローバル経済の流れに巻き込まれにくい特徴があります。
そのため、為替市場が全体的に乱高下していても、比較的安定してレンジを保つ傾向があります。
再びトライオートFXより、豪ドル/カナダドルを取り上げてみます。推奨証拠金がリーズナブルで、3年収益率81%とパフォーマンスも良好です。

(トライオートFX セレクト画面)
オーストラリアは鉱物資源、カナダは原油の輸出国。
前者は中国を、後者は米国を主要な貿易相手国としています。このことから、豪ドルカナダドルは米国と中国の動向や、オーストラリアとカナダの政策金利の影響を受けやすい特徴があります。

(トライオートFX シミュレーション画面)
推奨証拠金23万4000円で運用した場合のシミュレーション(3年間)です。
【2025年11月12日時点でのデータ】
実現損益:188,732円
評価損益:-1,119円
総合損益:187,613円
シミュレーション期間中(2025年4月)に評価損が拡大する場面もありましたが、実現損益は右肩上がりに積み上がり、3年間で元手の約81%の利益が得られる計算となりました。
(※シミュレーションの数値は将来の利益を保証するものではありません)
この期間中、最大-93,547円の評価損が出ました。ノルウェー/スウェーデンと同様、過去の想定を超える変動は起こるものと考え、実際に運用するなら10万円以上の評価損に耐えられる余力を備えておくと、安心して運用しやすいでしょう。

(トライオートFX ロジック設定画面)
豪ドル/カナダドルの月足チャートです。過去10年間で0.80683~1.04のレンジを推移しています。
ロジック設定ではレンジの内側をカバーするように、1.05000~0.92400(青い範囲)に売り注文が、0.92100~0.79500(ピンクの範囲)に買い注文が敷き詰められています。
利確幅は1.05000~1.00800(売り)、0.83700~0.79500(買い)が60pips、それより内側は30pipsになっています。レンジの内側で売買の回転数を上げていく設定です。
原油産出国のカナダは、2020年3月にあった原油価格暴落の影響を避けられず、その時期に豪ドル/カナダドルは一時下方向へレンジアウトして0.80683の最安値をつけました。しかしその後は原油価格の上昇に伴い、レンジ内へ回帰しています。
2025年4月につけた0.84484が直近の最安値です。この局面でも原油価格の下落に通貨価格が引っ張られていました。2025年11月現在ではレンジ中央付近に価格が戻っています。
トレンドが出やすい通貨ペアはやりにくい
明確なトレンドが出やすいメジャーな通貨ペアは、短期的にレンジを作っても、長期的にはレンジを作りにくい傾向があります。
そのため、ここまで見てきた長期目線の運用と相性があまり良くありません。
こうしたトレンドが出やすい通貨ペアの代表例は、ドル円・ユーロドル・ポンドドルなどです。
世界的な金融政策の方向性や地政学イベントの影響を受けやすく、一方向にトレンドが続くことが多い傾向があります。
ただ、こうした通貨ペアに対しては、アクティブな相場観を反映した運用が可能です。
例えばトライオートFXでは「トレンド戦略」も選べるようになっており、逆行時の損切りを前提とした、売買の回転数を上げるアプローチがあります。

(トライオートFX セレクト画面)
こちらはドル円のトレンド戦略です。世界通貨ペアとは異なり、収益率算出の目安は3か月と短くなっています。

(トライオートFX シミュレーション画面)
推奨証拠金18万2000円で運用した場合のシミュレーション(3か月間)です。
【2025年11月12日時点でのデータ】
実現損益:83,084円
評価損益:-717円
総合損益:82,367円
評価損が拡大する局面もありましたが、短期間で実現損益が積み上がり、3か月間で元手の約46%の利益が得られる計算となりました。
(※シミュレーションの数値は将来の利益を保証するものではありません)
この期間中、最大-30,270円の評価損が出ました。ドル円は急変動も起こりうるため、これまで見てきた長期運用と比較して、トレーダー本人の相場観に基づく裁量判断が必要な局面も想定した方が良いでしょう。
リピート系自動売買は事前準備が命
リピート系自動売買は、設定して放置すれば儲かる仕組みではありません。
成功するかどうかは、運用開始前の準備が大切です。
長期でコツコツ積み上げる運用なのか、リスクを把握した上で短期で攻める運用なのかを決めましょう。
その上で、狙う通貨ペアの過去数年の月足チャートを確認し、レンジの上限・下限を把握しておくことです。
本記事で例として挙げたトライオートFXに限らず、リピート系自動売買を扱っているFX会社の多くでは、あらかじめ設定やルールが用意されているケースもあります。
また、トライオートFXの「セレクト」には、各戦略に対応した詳細な解説記事が付いています。
どんな値動きを想定して設計されているのか、含み損がどの程度発生しうるのか、それらを理解しておくことで、想定外の値動きに動揺せず、安定した運用を期待できます。
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