現役開発者に聞く初心者が自作でEAを開発するには?
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FXの自動売買システムを自分で作ってみたいけど、どこから手を付けていいのかわからない...。
そんな人のために、いくつかの開発方法をご提案します。プログラミングができない人でもEAを作る方法がありますよ。
EA開発支援ツールで開発する
コードが書けない人にまずおすすめなのが、EA開発ツールです。
『EAつく~る』とChatGPTについて説明します。
EAつく~るを使った開発
『EAつく〜る』とは、ノーコードで誰でも簡単にMT4/5のEA開発ができるツールです。株式会社ゴゴジャンから発売されており、買い切りとサブスクリプションの2種類の利用方法があります。
『EAつくーる』MT4・MT5対応

出典:ゴゴジャン
https://www.gogojungle.co.jp/tools/ebooks/5735
主な利点としては、コードを書かずにEAを作成できるため、プログラミングやMQL言語がわからない人でも手軽にEA開発をスタートできることです。
作成されたコードからEAの作り方を学ぶこともできるので、初心者〜中級者の方にとっては心強いツールです。比較的安価に始めやすい点もお財布に優しいです。
欠点としては、あらかじめ用意されたロジックやインジケーターを組み合わせることしかできないため、独創性の高いEAを作るのはやや難しい点です。
ツールを利用してコードを作成する都合上、コードが長くなりやすいため、ゼロからコーディングした場合に比較して読みづらく編集するのが大変だったり、売買処理に時間がかかる場合があります。
ChatGPTを使った開発
ChatGPTとは、OpenAI社が開発した対話型のAIサービスです。
最新型のモデルは月額20ドルの課金が必要ですが、一定の回数までは無料で利用できます。
さまざまな質問に素早く答えてくれるため、検索エンジンを利用するよりも手軽に様々な情報を得ることができます。
ChatGPT

出典:ChatGPT
特にEA開発においては、コードを作成してくれる点が大きなメリットです。
たとえば「移動平均線のクロスで売買するMT4のEAを作成して」と依頼すると、すぐに数十行程度のコードを作成してくれます。
実運用のためのEAを作ることはもちろん、プログラミングの勉強にも便利です。
デメリットは、回答や作成したコードにときどき誤りがあることです。
動作確認してエラーが出たときには、もう一度エラーコードを添えて修正を指示してみましょう。
多くの場合は2、3回で正しいコードを作成してくれます。
ウェブ上でEAの開発代行業者に依頼する
自分で開発せずに、業者にオーダーメイドで依頼する方法もあります。
開発代行の特徴や注意点について簡単に解説していきます。
業者ごとに費用や期間は異なるため十分に比較する
ウェブ上にはさまざまな開発業者があるため、依頼する前にこれまでの実績や、どのようなものが作れるのか、どのくらいの費用と時間がかかるのかを入念に比較しましょう。
特に開発費用は業者ごとに大きな差があり、安ければ数万円から、高ければ100万円以上かかる場合もあります。
簡単なEAであれば、自作したりツールを使って開発することも十分に可能ですし、その後のメンテナンスのことも考えれば、自分でもある程度コードを読めたほうが安心です。
開発代行を利用する場合は、費用対効果をよく検討してから依頼しましょう。
イメージ通りのEAが作成できないことも多い
開発業者に言葉でEAのロジックを全て伝えなければいけないので、どうしても定義があいまいになったり、人によって解釈にズレが生じる場合があります。
実際に出来上がってみると、自分がイメージしたものと異なるEAとなったり、必要な機能やパラメーターが十分に備わっていないというのは、よくあることです。
こうしたトラブルを防ぐためには、事前に自分が作りたいイメージを厳密に定義して、誰が読んでも理解できる形でまとめておくことが大切です。
「高値」や「安値」といった基本的な用語であっても、より具体的に「現在の足から20本前までの高値」のように数値で指定しておくことで要件を明確にしておきましょう。
機能追加やサポートに費用がかかる場合も
EAのエントリーや決済が思い通りにいかなかったり、機能やパラメーターを追加したい場合には、さらに開発を依頼する必要があります。
その際、追加で費用が発生することも多く、後々トラブルになりやすいポイントです。
「ちょっとした機能くらい無料で追加してくれるだろう」と思っていても、開発業者の側はあくまでも修正依頼として別途費用を請求してくる可能性があります。
事前にサポートについてどこまでが無料で、どこからが有料なのかをハッキリさせておいたほうが安心です。
開発業者の依頼方法
ウェブ上で「EA 開発代行」などと検索すると、複数の業者がヒットします。
ランサーズやクラウドワークスのような、フリーランスのエンジニアを探すサイトを利用するのも良いでしょう。
法人に依頼する場合に比べて、安く引き受けてもらえる可能性があります。
自分で自動売買のコードを書いて開発する
上記の方法でうまくいかない場合は、やはり自分でプログラミングするのが時間がかかりますが最も確実です。
難易度は高いが、思い通りのEAを作れる
プログラミングと聞くと敷居が高いと感じたり、自分には無理そうと感じる人も多いかもしれません。
しかし、EA開発はすべてMT4/5のソフト上で完結します。シンプルなものであれば数十行程度で完結するため、難易度としては比較的低い部類です。
最初は一行ずつ意味を理解するのも大変かもしれませんが、ある程度内容を理解できるようになれば、費用をかけずに自分で機能を追加したり、新しいロジックのEAを開発することも可能になるので、本格的にFXの自動売買に取り組みたい人にとっては勉強する価値は十分にあります。
サンプルコードやChatGPTも活用する
コードはゼロから作成するのではなく、すでにあるサンプルコードを利用して中身を少しずつ書き換えていく方法がおすすめです。
MT4に最初から付随している移動平均線クロスやMACDのサンプルだけでなく、ウェブ上にも公開されているコードが多数あるので、まずはそれらを読んでみましょう。
前述のChatGPTもコードを作成するだけでなく、処理の内容を説明させたり、プログラミング全般に関する質問を尋ねるのに活用できます。
書籍やウェブサイトを読んで疑問点をすぐに質問することを繰り返せば、数カ月程度で自分でプログラミングできるレベルまで上達することは十分に可能です。
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システムトレード開発者
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